交配をご希望の方へのお願い。
当ケネルにて交配をご希望される方は事前に遺伝性疾患の検査をお願いします。
犬の持つ遺伝病の極一部ではありますが事前に検査をする事により防ぐ事の可能な病気は防ぐ努力をする事が生き物の命を扱う者の当然の義務と私は考えます。
まだまだ日本では一般的では有りませんが血統証を管理するＪＫＣでもまずは代表的な犬の遺伝性疾患である股関節形成不全の検査を勧めています。
他にも検査可能な遺伝性疾患は有りますが、まずは皆さんも初めにＪＡＨDやＯＦＡにて股関節形成不全の検査から始めて下さい。
検査を受けた結果、悪い検査結果が出たらどうするの？と言う事を言われる方もいますが、事前に検査を受けた事により知らない内に遺伝性疾患を世に広めてしまう位なら結果の悪い個体は繁殖から外す方が繁殖者本人の為に良いと考えます。
その他にこれは遺伝性疾患ではありませんがブルセラ症の検査をお願いします。
当ケネルでの交配は基本的に自然交配です。
交配時にブルセラ症の検査結果を持参して頂けない場合は交配は申し訳ございませんがお断りしています。
ブルセラ症は感染症ですので検査は交配毎にお願いしています。
人口受精でも良いと言われる方はブルセラ症の検査は不要です。
当ケネルの交配料は７万円です。
不受胎の場合は次回発情時に再交配いたします。
再交配時もブルセラ症の検査をして頂きます。
純血種の犬は元々血が非常に濃い生き物です。
良い先祖のタイプを固定するためや酷い場合はコストを掛けるのが惜しい等でインブリードを繰り返す方もおられますがそれは危険な行為です。
当ケネルにもインブリードで作出された個体はいますが、健全な子犬を作出する為にも血統的に近親交配になり過ぎないようにすべきと私は考えます。